妊婦うさぎ

 いま現在、妊娠しているうさぎは1羽のみ。

 これ以上増やしたら遊ぶ時間が1日24時間でも足りないというのが理由。

 でもまぁ、純血種の子同士の出産だし、きっとかわいいから貰い手があるよ、てことで。

 貰い手がなかったら?

 もちろんみんなわたしのです(笑)。

 で、この妊婦うさ。

 出産は初めてではないのだけど、だからというかなんというか。

 普段の性格がきつい子は妊娠したり出産したりによってさらにきつくなる、と思われたりしがちだし、実際そういう子もいるのかもしれないけど。

 いまいる妊婦うさは、普段はとっても人懐っこい。

 撫でてくれるなら抱っこしててもいいよ、と撫でてる間は膝の上でじっとしてるいい子。

 それが、妊娠10日目あたりから豹変する(泣)。

 ケージの向こう側2隅を掘って掘って掘りまくる。

 金属のすのこでは爪が外向きになってしまうほど掻くので、プラスチックのすのこを敷いてある。

 けど、その上から掘り掘り。

 爪はすでに前までの数回の妊娠で、ほかのうさぎのように三日月型ではなく、フラットになってしまっている(泣)。

 それでも掻いて、今度はなぜか前足の甲の毛が抜けてピンク色の肌が露出してしまっている。

 わらの敷物をケージの壁部分にとりつけたこともあったけど逆効果だった。

 気になるらしくって、よけい掘り掘り。

 今度は、常時入れてあるネストハウスを取り出して、わらのかまくらハウスを入れてやっている。

 最初の何日かは、すっかり隠れることができる場所ができて落ち着いたのか、静かだったのだけど。

 少しずつ破壊工作が進み、いまやただの障害物。

 そうしてまたケージ掘り掘りが始まった。

 予定日は17日。

 あと2週間ある。

 新しいかまくらハウスを入れてやるべきかも、と思いつつ。

 でもまだ、妊婦うさぎの体半分がかくれるほどには形をとどめている今のかまくらハウスにもうちょっとがんばってほしいなぁ、と。

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